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zoom RSS 少年詩時評「まもなく東日本大震災から6年」

<<   作成日時 : 2017/02/12 10:55   >>

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少年詩時評「まもなく東日本大震災から6年」 
佐藤重男
 □
来月3月11日、東日本大震災から6年目を迎えます。
12/10 東日本大震災 死亡15893人 行方不明2556人 警察庁発表(9日現在)
今もなお、2556人もの人々が行方不明になっていることに愕然とします。
そんな中、昨年暮れから今年はじめにかけて、福島の原発事故から各地へ避難している子どもたちに「放射能が来た」「菌」などの言葉を浴びせる「いじめ」の報道が続きました。一方、

1/31 いじめている人に気持ち伝えて 原発避難 千葉の高1、経験語る

という記事もありました。

 □
わが、少年詩・童謡の世界でも、少しずつですが、震災詩が書かれるようになっています。
わたしが手にすることができた詩集の中から、震災詩だけを拾い集め、震災詩のアンソロジーを編めたら、と作品を収集しているところですが、現在、その数17編になりました。
(作品名 作者 所収詩集の順です。)
「れんげ畑」 ―東北大震災・海岸にて― 下田喜久美 『スタートの朝』らくだ出版2012.3
「亀」     柏木恵美子 『空の円卓』土曜美術社出版販売 2012.11
「何を信じよというのか」     柏木恵美子 同
「心がゆれる」     三上緑 『いつか会った風に』四季の森社 2013.1
「鳥になりたい」     おばらいちこ『ぞうのジャンボ』銀の鈴社 2013.4
「この空に つながる」     林佐知子 『この空につながる』銀の鈴社 2013.6
「桜」     林佐知子 同
「つらいとき」     林佐知子  同
「生きてる」     林佐知子  同
「きかせて」     林佐知子  同
「てんとう虫」     清水ひさし  詩集『かなぶん』四季の森社 2013.1
「無数の木洩れ日」     加藤丈夫 詩集『仙人』四季の森社 2014.9
「境界の向こうには」     加藤丈夫  同
「かもめは故郷を見続ける」     加藤丈夫  同
「風の電話」     小川惠子 詩集『空とぶ ふうせん』てらいんく 2015.6
「再生」     小川惠子  同
「あの日の日記から」     杉本深由起 詩集『ひかりあつめて』小学館 2015.3

 □
この他、同人誌・個人誌でも震災詩が発表されていますし、わたしの眼に触れていないたくさんの作品があるはずです。
先日の新聞報道によると、あと5年で復興庁は廃止されるといいます。しかしながら、東日本大震災の被災地では、復興はもとより、復旧さえ滞っているのが現状です。そして、反対に「風化」が進んでいるのが現実です。
そんななか、少年詩・童謡に関わるわたしたちは、現地で何かをする、お金で復旧・復興の手助けをするというマン・パワーのほかに、「こころの糧」としての作品を子どもたちに手渡す、というもう一つの力を持っています。それをもっともっと生かしていければ、と思わずにはいられません。
まもなく、東日本大震災から6年を迎えます。

                    ―この項 完―

なお、ここで紹介した震災詩の作者・出版社には、アンソロジーについてはお知らせ・許諾を得ていません。いまのところ、佐藤一人の思いつきにすぎません。また、作品の中には、震災詩として意識されて書かれたものではないものもあるかも知れません。佐藤の判断で震災詩として挙げてあります。
作品・作者などの引用に際しては、誤字・脱字等のないよう努めましたが、何かお気づきの点がありましたら、ぜひ、ご一報ください。

2017/2/11



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